【お茶:台北】雨の日もおススメ!青田茶館で台湾茶とゆったり時間を楽しもう!

青田茶館お茶 お茶

台湾で経験したい事の1つは、おいしい台湾茶を味わう!ですよね。今回は本格的な台湾茶が楽しめ、なおかつリラックスした時間が過ごせる「青田茶館」を紹介させていただきます。青田茶館は永康街の近くにあるので、永康街観光のついでに立ち寄るのもおススメです!

台湾茶を楽しめる茶芸館とは?

 茶藝館とは、台湾茶や中国茶などを伝統的な作法で楽しめるお茶店の事です。茶芸館ごとに特徴があり、システムや食事ができるできないなどがそれぞれ違います。美味しいお茶と共にゆっくり友達とおしゃべりしたり、1人で来てまったりしたりと色々な過ごし方が出来て、台湾へ旅行の際は一度足を運んでいただきたい場所です。
 特に私は茶芸館独特のゆっくりとした雰囲気が好きなので、落ち着ける居心地の良い茶芸館を常に探しています。その中でも今回紹介する「青田茶館」は静かで日頃の疲れを癒すのに最適の場所です。
青田茶館扉

青田茶館は台北永康街近くにある落ち着いた茶芸館です!

 最寄り駅は、MRT「古亭站」。徒歩で15分位です。青田茶館は、永康街のはずれの青田街というエリアにあります。ほとんど永康街エリアなので、永康街探検をした後の休憩に足を延ばしてみても良いと思います。
永康街の情報はこちらの記事から!↓↓

マンゴーかき氷

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2020年4月1日
 永康街から歩く場合は、永康街最寄り駅の東門駅とは反対の方角にどんどん歩いて行ってください。「ほとんど永康街エリア」といっても永康街の中心街から15分位かかるので、歩きやすい靴で行くのをおすすめします。

予約は必要?
私が行った日は台湾では平日だったので、予約せずにいきなり行っても問題なく普通に入れました。私は使用したことはないのですが、公式Facebook内に予約ができるところがあるので、ここから簡単に予約がとれそうです!土日など混みそうなときは使用してみると良いかもしれません。

青田茶館の建物はなんだか懐かしい…

 青田茶館へ着いて最初に思ったこと。「建物が懐かしいな…」それもそのはず、このエリア「青田街」は日本統治時代の台湾総督府や旧台湾大学の教員や教授などの居住エリアで、この青田茶館の建物はその日本人宿舎として使用されていた建物です。なんだかおばあちゃんちに来た雰囲気。屋根の瓦も味があります。

 建物の中は畳があって土間があって…という感じがしますが、中は、きれいでモダンな空間が広がっています。一面ガラス張りの窓が開放感があって広く明るく感じます。思ったより中は奥行きがあり、色々な種類の客席が配置されています。
青田茶館ガラス張り店内

敦煌画廊ギャラリーもあります

 実は中は敦煌画廊というギャラリーにもなっていて、絵などの展示がされています。むしろギャラリーの中に茶芸館があるといった感じでしょうか。座っている席のすぐ横の壁に大きなサイズの絵が飾られていたりして、お茶と絵が素敵な空間を作り上げています。
青田茶館店内座席
 割とお客さんが多い日でも、ここは賑やかな印象を受けません。それぞれの客席がお互い少し離れた場所にあり、それぞれプライベートなスペースになっているからかもしれません。
青田茶館窓際座席
ここは色々な種類の座席があります。10人位座れそうなテーブル席もありますので、団体で行っても大丈夫そうです。

レジの近くにはお土産もあります!

 レジの近くにはお土産品も並べられています。器やお香、もちろん茶葉も置いてあります。どの商品も台湾ぽいデザインのパッケージで、しばし見入ってしまいました。
青田茶館お土産売り場
レジの後ろには「一期一会」の文字。そうですね~旅の出会いも一期一会ですね!

雨の日こそ茶芸館がおすすめ

 私が行ったこの日はちょうど雨…移動するにはちょっと大変でしたが、茶芸館で過ごすには最適かもしれません。というのも、もともと静かな空間が、雨でより一層落ち着いた雰囲気になるからです。
 例えば、予定していた観光が雨でどうしようかなあとなった時、ここ青田茶館でまったり過ごすという予定に変更してみても良いですね!最長4時間はステイできるようなので、ゆっくりした時間を過ごせます。
青田茶館ゆっくり

青田茶館でのメニューを紹介!初めて台湾茶を飲む人でも大丈夫です!

 茶芸館は日本にあまりありません。台湾の茶芸館によってはどうやって注文すればよいの?とかやり方がわかない…ということもあります。しかし、ここ青田茶館はとても簡単!メニュー表から好きなお茶の種類を選び店員さんに伝えるだけ。日本人には馴染みのないお茶の入れ方も日本語を話せる店員さんがやり方を見せてくれます。
 もし、分からないことがあったらどんどん聞いてみましょう!

青田茶館の台湾茶とデザートメニューを紹介!

青田茶館ではお茶と伝統的なお茶請けのようなデザートを注文することができます。
青田茶館メニュー表お茶のメニュー表、古文書のような姿がしぶい!
それでは簡単に紹介させていただきます。(公式Facebookの中にもメニューの情報がありますので、のぞいてみてください)

お茶メニュー
・台湾特級紅茶 ・高山茶 ・凍頂烏龍茶 ・蜜香烏龍茶 ・東方美人茶 ・古樹紅茶
・松林秋香  ・木化茶丹 ・雲南永徳銀芽 ・雙江大吉
 古樹紅茶、松林秋香、木化茶丹、雲南永徳銀芽、雙江大吉というお茶を初めて聞きました!雲南古樹茶工夫茶という種類としてメニュー表に書かれています。雲南省の標高の高い場所にある古木から採れるお茶だったり、大変貴重な種類のようです。
 お茶の値段は、450TWD(1,620円:1TWD=3.6円で計算)~1,600TWD(5,760円)。これにお湯代が200TWD(720円)/1人かかります。正直、良いお値段ではありますが、お値段以上の癒し空間を経験できます。
ちなみに私は凍頂烏龍茶500TWD(1,800円)を注文しました!

デザートメニュー
・冰心明月(金柑のスイーツ) ・鳳梨餅(パイナップルケーキ) ・秋色如金(サツマイモのスイーツ) ・南棗核桃糕(黒棗とくるみ飴)・好事花生(ゴマおこし、ピーナッツおこし) ・乳酪蛋糕(チーズケーキ)
 私は南棗核桃糕(黒棗とくるみ飴)を注文してみましたが、お茶の香りを邪魔しない棗の優しい甘さとクルミのコンビがおいしかったです。台湾では、このクルミコンビのお菓子をよく見かけます。
棗とクルミのお菓子

初めての方でもお茶の淹れ方を教えてくれるので大丈夫!

 台湾茶を頼むと色々な茶道具が出てきて、自分でやるにはハードルが高いですよね!でも、青田茶館ではやり方を教えてくれます。1回目は店員さんがやってくれるので、2回目からは同じように自分でお湯を注ぐだけです。
 中国語が話せない方でも大丈夫!日本語を話せる方がいましたので、問題なくコミュニケーションを取れます。
お茶の淹れ方を書いたプレートも渡してくれます。↓↓
お茶の淹れ方プレート
プレート内にも記載してありますが、茶葉は蒸らす時間が長いほどお茶の味が濃くなりますので、お好みで調節してみてください。

青田茶館の店舗情報を紹介!

住所:台北市青田街8巷12号
営業時間: 10:00〜18:00
青田茶館公式Facebook
青田茶館MAP

皆さんも青田茶館で素敵な時間をお過ごしください!